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土林誠 ヅラ市 鶴姫 土林誠 元カプコン所属のイラストレーター、キャラクターデザイナー。 Bのメインキャラデザインは全て彼が担当している。 彼自身は特に問題を起こしてはいないが、キャラゲーの様相を呈しているBにおいて、彼の功罪は大きいといえる。 B3でもキャラデザインを担当したが、何故か彼自身によるB3のイラストは資料集発売まで、全く発表されなかった。 なお、一部雑誌で公開されたB3の原画の荒れ方が酷く、B以前からの古参ファンから心配すらされている。 ヅラ市 B3雑賀孫市に対するアンチによる蔑称。由来はヅラ+孫市。 3Dキャラの髪の造形が悪く、あたかも鬘を被ったかのような姿のため、この様な蔑称となった。 またB3OP映像で仰向けから飛び上がる際、服装は乱れるのに髪が一切乱れていないためかなり不自然である。 とはいえ、髪の乱れに関してはB3孫市だけに言えたことではないことを付け加えておく。 鶴姫 戦国時代の姫君。一般的には「大三島の鶴姫」と呼ばれる。戦国BASARA3でPCとして登場。 史実では愛媛県大山祇神社の出身で、当時大大名であった大内氏と戦った鶴姫伝説で有名な姫君。 大内氏の戦いの中で討死した兄に代わって出陣、武将を討ち取るなどの勲功を挙げた。 合戦には勝利したものの、恋人を亡くした鶴姫は、戦が終わってから入水自殺を遂げたと伝えられる。 鶴姫が着用したとされる胴丸は日本で唯一現存している女性用の胴丸であり、大山祇神社に保存されている。 戦国BASARA3では河野氏に所属する弓を扱う世間知らずの少女として登場。 巫女服はセーラー服風にアレンジされている。 危機から自分を救ってくれた風魔小太郎を「黒い羽のお方」として慕うというキャラクターになっており、 合戦で失った恋人の後を追って入水する伝説上の鶴姫の面影はどこにも見られない。 「関ヶ原に関係がないから」という理由で豊臣秀吉などの武将がリストラされたにも関わらず、 彼ら以上に関ヶ原に関係がなく、1543年に死去している彼女が参戦するという情報に、 ファンもアンチも困惑させられた(さらに言うと河野氏もすでに滅亡している)。 髪型などは『采配のゆくえ』のお勝の方(*1)に酷似している ちなみに、『采配のゆくえ 公式設定資料集』において、登場人物の一人「お勝の方(英勝院)」の紹介頁の中に、 史実で甲冑を着て戦場に立った女性の例としてこの鶴姫の記述がある。 「名前だけを持ってきた」と言って差し支えない鶴姫のキャラクター造形や、 他の新キャラにも上記の設定資料集との類似が指摘される要素が多く、 実際のゲーム内での描写も、「名前と性別」以外の史実要素が見られないため(*2)、 上記資料集がB3の教科書となっている事は、アンチの間では確定情報と見られている。 付記 Bのパクリ元『戦国無双2』(2006年2月24日発売)では、鶴姫は護衛武将(支援NPC)として登場しており、 弓兵系の護衛武将の最上位キャラクターとして設定されていた。 また、鶴姫の弓を用いたアクションは、各無双シリーズのキャラクターのモーションと酷似しており (稲姫〈戦国無双シリーズ〉+孫尚香〈真・三國無双5〉+妲己〈無双OROCHIシリーズ〉)、今後の検証が待たれる。 モーションのほかにも、年上の女性武将を慕う性格(*3)、衣装の配色(*4)、 設定上は純真な乙女である(*5)など、無双シリーズの稲姫を模倣したと思われる要素は枚挙に暇がない。 付記2 B4にも続投が決定したが、作中で「卑弥呼」からの霊感を受ける場面があるという。 彼女の所縁の地である伊予国は邪馬台国の二大比定地である、畿内・北九州の双方の中間地域に過ぎず、 大山祇神社も特に邪馬台国との関係が強いところとは言えない。 あえて関連を挙げるとすれば、大山祇神社の古い書物(三島宮御鎮座本縁)に、 「霊亀二年に本社の御神殿と大巳貴神社と事代主神社と大市姫神社と荒神の社の合計五つを建てた」 という記述がある程度で(*6)、ましてや鶴姫個人との繋がりとなると皆無である。 その意味では、またもや伝統通りな拡大解釈と言えるのかもしれないが、 上記のパクリ疑惑の対象先に無双妲己が挙げられていることに注目してほしい。 実は、『無双OROCHI』シリーズでは、妲己は一貫して作中で卑弥呼との関係を描かれているのである。 基本的に話題不足(*7)とはいえ、このタイミングでこの名前を持ってくるとは、 B公式がパクリ元を明らかにしたがっていると誤解されても仕方がない拙策とさえ言えるのである。 一体、公式は何を考えているのだろうか。
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参加者名簿 名前_________ 出展____________ 名前_________ 出展____________ アマテラス 大神 セリア(ムーンブルクの王女) ドラゴンクエストシリーズ 矢島透 かまいたちの夜シリーズ ホイミン ヘザー・モリス SILENTHILLシリーズ モリガン=アーンスランド ヴァンパイアシリーズ レッドピラミッドシング レオン・S・ケネディ バイオハザードシリーズ 呂布 三国無双シリーズ クラウド・ストライフ ファイナルファンタジーシリーズ 柳生十兵衛茜 新鬼武者 DAWN OF DREAMS 火のルビカンテ 飛竜 ストライダー飛竜 リュウ ブレスオブファイアⅤ ドラゴンクォーター 豪鬼 ストリートファイターシリーズ 桐条美鶴 ペルソナシリーズ リンク ゼルダの伝説シリーズ 花村陽介 伊達政宗 戦国BASARAシリーズ 里中千枝 高橋名人 高橋名人の冒険島 刈り取る者 霧雨魔理沙 東方Project ボンバーマン ボンバーマンシリーズ 十六夜咲夜 レッドアリーマー 魔界村シリーズ 三島平八 鉄拳シリーズ ソリッド・スネーク METALGEARSOLIDシリーズ ダンテ DEVIL MAY CRYシリーズ ロックマン ロックマンシリーズ トロ どこでもいっしょシリーズ ワルキューレ ワルキューレの冒険シリーズ 【残り32/32名】 主催者側のキャラクター 名前__________ 出展______________ イゴール ペルソナシリーズ マーガレット その他のキャラクター 名前__________ 出展______________
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BRの参加者 参加者以外の登場人物 死亡者リスト BRの参加者 名前/出展作品__________ 名前/出展作品__________ 名前/出展作品__________ アマテラス 霧雨魔理沙 リュウ=1/8192 大神 東方Project ブレスオブファイアシリーズ 矢島透 十六夜咲夜 桐条美鶴 かまいたちの夜シリーズ 東方Project ペルソナシリーズ ヘザー・モリス 三島平八 花村陽介 SILENTHILLシリーズ 鉄拳シリーズ ペルソナシリーズ レッドピラミッドシング ダンテ 里中千枝 SILENTHILLシリーズ DEVIL MAY CRYシリーズ ペルソナシリーズ 呂布 トロ 刈り取る者 三国無双シリーズ どこでもいっしょシリーズ ペルソナシリーズ 柳生十兵衛茜 セリア(ムーンブルクの王女) ボンバーマン 新鬼武者 DAWN OF DREAMS ドラゴンクエストシリーズ ボンバーマンシリーズ 飛竜 ホイミン レッドアリーマー ストライダー飛竜 ドラゴンクエストシリーズ 魔界村シリーズ 豪鬼 モリガン=アーンスランド ソリッド・スネーク ストリートファイターシリーズ ヴァンパイアシリーズ METALGEARSOLIDシリーズ リンク レオン・S・ケネディ ロックマン ゼルダの伝説シリーズ バイオハザードシリーズ ロックマンシリーズ 伊達政宗 クラウド・ストライフ ワルキューレ 戦国BASARAシリーズ ファイナルファンタジーシリーズ ワルキューレの冒険シリーズ 高橋名人 火のルビカンテ クッパ大王 高橋名人の冒険島 ファイナルファンタジーシリーズ スーパーマリオブロスシリーズ 【全33名】 ▲上へ戻る
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take1 いよいよ今日から… 俺の新しい生活が始まる……!! 目指すは…… friends100人!! 甲州 武田騎馬軍団 ……… あやしい――――!! take2 「何か音楽でも聞いててくれ!そこの棚に入ってるから… 何でも好きなの聞いてていいでござるよ!」 「音楽ってコレか…?」 武田信玄公のうた 夏☆summer~お館summer~ 風林火山音頭 馬とGODと面と湖衣姫 ハッチャケジャイアントスイング メテオすること館の如し 人はそれを下位の虎と言うんだぜ 「Ah――、もっと安心して聞けるのはねぇのか?」 「……!?“伝説の名盤”…?」 「ちょっと聞いてみるか…!」 ぱち おやかたさまぁゆきむらっおやかたさむぁーゆきむるぅらおおやかたさむぁあゆきむるぅあうううぉおおやかたさばぁあああゆうきむるぅああ おやかたさむぅわぁああああああゆきむるぅるぁあああうおぉおおおおやかだざぶぅああああああああゆぅきむるぅううるぅらああああお゛や゛がだざむ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ゆきむるぅるああ゛あ゛あ゛あ゛おやか… パチ 「旦那遅いなー」 「Yes, aha」 「何をしているのだろうな…」 ※セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさんより
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Vampire Killer ◆Su10.RK3MU 【001】 引いては寄せる黒色の波頭。繰り返し潮に洗われる岩棚の上に、波の音よりもなお騒がしい声が響いていた。 それはもう、「ワー!」とか「ギャー!」という、月下の海辺という雰囲気を台無しにしてしまうような嘆きが。 「地獄ですよ地獄! 地獄ですよマスター! ぢッ! ごッ! くぅー!」 大騒ぎし嗚咽を漏らしながら頭を抱えいやいやを繰り返すのは、まだ幼い印象の残る女性警察官だ。 金髪を掻き乱し岩棚の上でタップのように地団駄を踏んでは現状に対する混乱をこれでもかというほど表現している。 対して、マスターと呼ばれた彼女の主人はその姿をほとほと呆れたという風に見下し、深い溜息をついていた。 「……婦警。我々は《夜族》だ。よもや天国に上れるなどとは考えていたわけではあるまい?」 女性警察官の主人ではあるが、しかしてその男は警察官などではない。 最高級に誂えられたスーツの上に無骨な真紅のコートを羽織り、黒髪を風に流されるままにしているその姿は異様だ。 眼鏡の奥の毒を湛えた杯のような眼。そして口の中に垣間見えるただの人間よりも長い獰猛な犬歯。 彼は、彼が口にした《夜族(ミディアン)》という言葉の通りに人間などではなかった。 その名を“アーカード”――永劫の夜を往き続けるノーライフキング――彼は《吸血鬼》なのである。 「で、でもー! “本当に地獄がある”だなんてそんな……ッ!」 そして彼の前でそのイメージとはかけ離れた所作を繰り返す婦警もまた吸血鬼であった。 セラス・ヴィクトリア――吸血鬼禍に襲われていた村の唯一の(この表現は不正確だが)生き残り。“元”婦警。 アーカードに血を吸われて眷属となった後は彼と共に彼の主人とその組織に仕え、合法的な非道に身を費やしている。 「地獄がどうした。神の国があるなら、地獄もまた“ある”」 インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングを現当主と仰ぐ王立国教騎士団(通称ヘルシング機関)。 二人はその合法的非公開組織に従属する、吸血鬼にして吸血鬼殺しを専門とする殺し屋なのであった。 「じゃあマスターは死んだら地獄に落ちるって知ってたんですか?」 「死ぬとは正確ではない。何故なら我々はもう生きているとは言えないからだ。死ぬのではなく塵に帰るにすぎん」 「それで、知ってたんですか? 地獄が本当にあるって――」 不意に、潮に濡れた岩棚の上に沈黙が落ちた。 忘れられていた波音が主張を再開し、原初の子守唄ともいえるそれだけが今ここの空間に満ち渡ってゆく。 婦警に見つめられた吸血鬼の主人は岩棚の上から腰を上げると、何かを言いかけ、そして背を向けた。 「…………さぁ、行くぞ」 「あー! ごまかしたあああああああああああああああああああ!」 【002】 「それで、どこに行くっていうんですかー?」 「インテグラと合流する。我々が活動を開始するには《命令(オーダー)》が必要だ」 「目的地があるんですか? 合流する当てとか……」 吸血鬼の主従は海を背に歩を進める。 現在地がどこかはいまいち判別できなかったが、島の中央に向かって歩けばその内、道に当たると考えたからだ。 「ない」 「デスヨネー……」 主人の背を前に、警察の制服に背負い袋が変によく似合う婦警は溜息をついた。 アーカードがセラスに対し溜息をつくこともあるが、実際はその逆の方が何十倍か百倍も多かったりする。 彼女の主人は自信に満ち満ちているからか、時折ひどくいい加減な行動や物言いをするのだ。 「あちらもこちらを探しているはずだ。ならば歩いていればいつかは行き当たる」 「まぁ、そうですけど」 とはいえ、セラスも案外楽観的だったりもする。しかしこちらは彼女の性格ではない。 主人や、主人の主人たるインテグラ、また彼女の執事に対する強い信頼からくるものである。 このような状況に落とされてなお、彼女は自分の主人や上司が死ぬなんてことはまったく心配してなかったのだ。 かくして、吸血鬼の主従はそれよりほどなく車道に行き当たった。 地図を信用するならば、島の外周を巡る道に沿えばいずれかの市街にたどり着くはずである。 そうすれば現在地もはっきりと確認でき、上司を探すに当たってもいくらかメドがつけられるというものだろう。 と、道の上に立った時。吸血鬼の主従は道の片方からやってくる奇妙な二人組を発見した。 「サ、サムラァイ……?」 婦警が半ばほど呆れを含んだ驚きの声を上げた。道の向こうからやってくるのは時代錯誤甚だしい鎧武者だったのだ。 果たしてこの鎧武者はどこから来たのか。しかし奇妙なのはその鎧姿だけはなかった。 二人組のサムライの片方、弧月の前立がついた兜を被っている方が巨大な十字架を引きずってきているのだ。 それは全体を銀で覆われてながらもまるで磔に使うような巨大な十字架だった。明らかにサムライの倍の大きさはある。 サムライはまるで殉教者のようにその十字架を背負い、先端を地面にこすりながらこちらへと歩いてくる。 「あの、マスター。あれはなんでしょうか……?」 「………………」 問いかける婦警に吸血鬼の主人は無言だった。 何かを知っていたわけでも、知らなかったというわけでもない。ただ、彼は“嗅ぎとった”のだ。 目の前のサムライ達から立ち上る血と油――“戦場”の匂いを。そして、これから始まる“闘争”の予感を――。 【003】 「Hey! そこな旦那。こんな往来でぼーっとしてちゃ馬に蹴られてこの世から Falling down しちまうぜ?」 かける言葉を選ぶうちにサムライ達はついに眼前へと到達し、そして吸血鬼の主従の前に立った。 十字架を背負っていたほうがそれを地に下ろし、軽口とともに表を上げる。 右目に眼帯。しかしサムライとして想像していたよりかは若い印象だった。まだ少年と言っても通用するかもしれない。 だが残った片目に宿るギラギラとした輝きを見るとその印象は吹き飛んだ。 黒色の具足に、目が覚めるような青の陣羽織。兜の上に立つ弧月は月光を跳ね返し真の月のように輝いている。 間違いなくこの眼帯の男こそが大将なのだと、吸血鬼の主従はその一瞥だけでそれを理解する。 「政宗様、用心を……こいつらの漂わせる妖気。ただの人のものとは思えません」 そして、もう一人のサムライが主人の死角を補うようにその隣へと立つ。 一寸の隙もない所作。髪を後ろに撫で付けた顔には古い向こう傷があり、その有様は歴戦の勇士を思わせた。 果たして我が主人は、そして目の前のサムライはこの邂逅をどう判断するのか。 婦警は主人の横顔を見やり、それが予想の通りだったことを確認する。 「(笑ってる……)」 主人は目の前の人間を刈り取られるだけの麦の穂ではなく、闘争に値する戦士――“人間”だと判断したのだ。 婦警は喉を鳴らし、覚悟を決めて拳を握った。 2対2である。人間と戦うことにはまだ抵抗があるが、足手まといにはならないよう闘争に参加しなくてはないらない。 理解すれば、その場にもう言葉はない。波音は遠く、風もないそこに闘争を直前とした独特の静寂が満ちる。 緊張は引き絞られ、空気は張り詰める。七つの目は全て闘争の色を映し、なんの切欠もなしに幕は切って落とされた。 【004】 「奥州筆頭が伊達政宗――推して参る!」 先制したのは弧月の前立のサムライ――伊達政宗であった。 政宗は自身の倍以上はある十字架をまるで重さを感じさせない風に振りかぶると、そのまま突進してきた。 その先には吸血鬼の主人――アーカード。 無闇に打たせることもない。そう考えるとその従者である婦警――セラスは主人の横から飛び出そうとした。 警察時代に仕込まれた、体勢を低くした地を這うようなタックル。 これで突進してくる政宗の足をすくい地に引きずり倒せば、後はもう腕なり足なりを極めて勝負ありである。 「う、わ――?」 だがしかし、そのタックルは半歩進む間もなく止められることとなった。 セラスは後ろから首根っこを掴まれると、そのままあらぬ方向へと放り投げられる。 何者がこんなことを? 考えるまでもない。そんなことができるのは自身のマスターであるアーカードだけだ。だがしかし何故こんなことを? 「――クハッ!」 悲鳴と嬌声とが交じり合ったような吐息を聞き、地面に転がったセラスは主人の方へと振り返る。 見れば、政宗の振るう十字架がアーカードの肩口へとめり込んでいるところであった。 見た目相応に重量のある十字架は易々とアーカードの身体を抉ると、そのまま地面に突き刺さって爆音を響かせる。 そして、爆音に重ねて轟音。 分厚い防火扉にマグナム弾を撃ち込んだような頭に重く響く音とともに、政宗の身体が宙へと浮いていた。 アーカードが抉られた方とは逆の腕で拳を繰り出し、十字架ごと政宗を打ったのだ。 「マスタ――ッ!?」 セラスの目は吹き飛んだ政宗を追うことなく、“負傷した”主人の姿に釘付けだった。 十字架に抉られた肩口は固まった灰のような傷口をさらし、しゅうしゅうと音を立てて白煙が立ち上らせている。 今までに見たことのない光景だった。吸血鬼には尋常でない再生能力があるのである。 例え機関銃で何百発の弾丸を撃ちこまれようと次の瞬間には元通りになっているという再生を超えた復元能力が。 なのに、今最強の吸血鬼であるアーカードは苦痛に呻きを漏らし、再生もままならないでいた。 「十字架が利くたぁ、どうやらお前さん普通の人間じゃなくマジで Monster らしいな」 膝をつくアーカードを前に、着地に成功したか、あるいは従者に受け止めてもらえたかした政宗が余裕の口ぶりで言う。 その傍らにはいつの間にかに機関銃を構えたサムライがこちらを油断なくポイントしていた。 二人に隙はなく、殺気は十二分以上。まさかの展開にセラスの背中に怖気が走る。 「やはり、“ただの十字架”ではないか――くっ、おもしろい」 ようやく白煙が治まってくるとアーカードは立ち上がり喉を鳴らした。 そうして、セラスへと一瞬目配せをし――この時になってようやくセラスは主人が自分を止めた理由を悟った。 十字架は吸血鬼の“数多い”弱点の一つだ。だが特別なものでなければ十字架といえどただの鉄か木の塊でしかない。 ただの巨大な鉄の塊であれば主人はタックルを止めなかったろう。だがしかし、十字架はやはり特別だったのである。 あの最強の吸血鬼が再生能力を著しく減じている。 ならばもしそれが自分だったならば――そう考えると再び怖気が走った。 「……い、いいんですかマスター?」 「構わん。これを喰らえばお前は“ひとたまりもない”。いるだけ足手まといだ」 そして、主人からの命令をセラスは理解する。念話をするまでもなく、それはただの一瞥で読み取ることができた。 「では、インテグラお嬢様とウォルターさんを援護しに行きます」 「早く行け」 「ヤ、ヤーッ!(り、了解ッ!)」 膝立ちの姿勢からクラウチングスタートの要領でセラスは猛ダッシュを開始した。 投げ飛ばされた方向は主人を挟んでサムライの逆側。 加えて吸血鬼の脚力。闘争ならともかく、逃走だけならば半人前のセラスとて人間を遥かに凌駕する。 「行かせるか――」 逃げ出したセラスを追って向こう傷のサムライが追走を開始する――が、それは目の前に飛び出してきた影により阻まれた。 「なっ!?」 その目が驚愕に見開かれる。目の前に飛び出してきたそれは吸血鬼ではなく、巨大な“犬”だった。 吸血鬼アーカードが体内で飼っている有象無象。その内の一頭――名を黒犬獣バスカヴィルと呼ばれている。 だが、そんなことを知る由もないサムライ達からすれば、ただいきなり出現したようにしか見えない。 黒犬獣が巨大な――それこそ人間一人を押し潰しそうな前足を上げて、振り下ろす。 向こう傷のサムライは間一髪でそれを飛んで避けると、着地と同時に機関銃のトリガーを引き目一杯の弾丸を浴びせた。 賞賛に値する反射神経と決断力である――と、その姿を横目に吸血鬼が口角を上げる。 「こいつには火縄は利かねぇのか!?」 が、しかし数十発と撃ちこまれた弾丸に黒犬獣はなんら痛痒を感じている様子ではなかった。 ただ不機嫌そうに向こう傷のサムライを睨みつけ、ぐるる……と喉を鳴らすだけである。 そして、追おうとしていた女の吸血鬼はというと、もう闇の中に姿は見えなかった。 【005】 「OK……どうやら今夜は百鬼夜行という趣向らしい。小十郎、俺に遅れを取るんじゃねぇぞ!」 政宗が突然現れた黒犬獣に圧倒されたのは一瞬だけだ。身体の震えはすぐに武者震いへと転化した。 肩にかついでいた十字架を構えなおす。六爪に比べれば融通の利かない武器だが、今夜の出し物相手には丁度いい。 「政宗様こそ、無理をなされないように」 向こう傷のサムライ――片倉小十郎は、素早く弾倉を交換すると機関銃を再び黒犬獣へと向けた。 一度は通用しなかった。だがしかしそれは全くとは限らない。一度で駄目なら二度、それでも駄目なら弱点を探ればよい。 チリ……と、2人のサムライの身体から青白い火花が散る。対する吸血鬼はそれを全身全霊で迎え撃つことを選んだ。 ず・ぞ・ぞ・ぞ……と、アーカードの身体から何かが浮かび上がる。 吸血鬼の腹から突き出したそれは“柄”だ。吸血鬼はグッと柄を掴むと、ずるりとそれを一気に抜き出した。 サムライ達が息を飲むのが解る。それはそれほどまでに美しい刀だった。それほどまでに妖しい力を秘めた刀だった。 絶刀、斬刀、千刀、薄刀、賊刀、双刀、悪刀、微刀、王刀、誠刀、毒刀、炎刀――妖刀、あるいは神刀「心渡」 月夜に曝す刃渡りは六尺半(およそ2メートル)。月夜に濡らす刃は白銀。こと切れ味においてはその刀は絶対無比。 吸血鬼は哂う。サムライも笑う。夜が明けるまでにはまだ時間がある。さぁ―― ――Let s Party!! (闘争を楽しもう) 【D-6/北東・路上/1日目-深夜】 【主:伊達政宗@戦国BASARA】 [主従]:片倉小十郎@戦国BASARA [状態]:健康 [装備]:巨大な十字架@物語シリーズ、伊達政宗の具足@戦国BASARAシリーズ [方針/行動] 基本方針:??? 1:Let s Party!! 【従:片倉小十郎@戦国BASARA】 [主従]:伊達政宗@戦国BASARA [状態]:健康 [装備]:トミーガン@現実、トミーガンのマガジン(.45ACP弾50発入り)x9 背負い袋(基本支給品)、不明支給品x1 [方針/行動] 基本方針:政宗さまを守る。 1:黒犬獣を始末する。 【主:アーカード@HELLSING】 [主従]:セラス・ヴィクトリア@HELLSING [状態]:ダメージ(小/回復中) [装備]:神刀・心渡@物語シリーズ [方針/行動] 基本方針:??? 1:闘争を楽しむ。 2:インテグラの命令(オーダー)を待つ。 [備考] ※参加時期は、北アイルランド地方都市ベイドリックでアンデルセンと対決した後。(1巻) 【D-6/北東・路上/1日目-深夜】 【従:セラス・ヴィクトリア@HELLSING】 [主従]:アーカード@HELLSING [状態]:健康 [装備]:背負い袋(基本支給品)、不明支給品x3 [方針/行動] 基本方針:マスターに従う。 1:インテグラ&ウォルターを探し出し合流する。 [備考] ※参加時期は、北アイルランド地方都市ベイドリックでアンデルセンと対決した後。(1巻) 【巨大な十字架@物語シリーズ】 ヴァンパイアハンターであるエピソードの得物。 およそ成人男性の3倍ほどの大きさがある銀製の巨大な十字架。怪異の類がこれを喰らえばひとたまりもない。 【伊達政宗の具足@戦国BASARA】 伊達政宗が戦場に立つ際に身につけている鎧兜一式。兜に取り付けられた弧月型の前立が特徴的である。 【トミーガン@現実】 トンプソン・サブマシンガンM1921。通称・シカゴタイプライター。使用弾薬は「.45ACP弾」 タイプライターを打つ様な発砲音と、前方についたグリップとドラムマガジンが特徴のマフィア御用達の機関銃。 【神刀・心渡@物語シリーズ】 レプリカではなく、初代怪異殺しが実際に所持していた刃渡り2メートルほどもある大太刀。 怪異に対し(またそれ以外も含め)、壮絶な切れ味を誇る。 前:悪逆と反逆 投下順に読む 次:このままではヴァニラさんも死んでしまう! 前:悪逆と反逆 時系列順に読む 次:このままではヴァニラさんも死んでしまう! 伊達政宗 次:探し人は誰ですか 片倉小十郎 アーカード セラス・ヴィクトリア 次:ある女の受難 ▲上へ戻る
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2D対戦型格闘ゲーム、戦国BASARA X(クロス)の攻略wikiです。 携帯からの閲覧はコチラ コンテンツ 基本情報 ジャンル 対戦格闘 対応機種 アーケード、プレイステーション2 開発 アークシステムワークス 販売 カプコン 仕様 1レバー+4ボタン 対応基板(アーケード) SYSTEM246、SYSTEM256(246機能のみ) 稼働日(アーケード) 2008年4月9日 発売日(家庭用) PS2通常・限定版 2008年6月26日発売廉価版 2009年9月27日 このWikiについて このWikiは、戦国BASARAXに関する様々な情報をまとめていくWikiです。 各キャラの攻略、システム解説、稼働情報、その他ネタなどを書いていきましょう。 また、おかしい点や足りない点、見づらい点があった場合には勝手に修正・追加したりして下さい。 編集全般に関わる質問・意見は編集関連コメントまでどうぞ。 リンク 公式サイト http //www.capcom.co.jp/basara-x/index.html したらば http //jbbs.livedoor.jp/game/43800/ ニコニコ大百科 http //dic.nicovideo.jp/a/%E6%88%A6%E5%9B%BDbasarax ハメ上等(攻略サイト) http //bossd.web.fc2.com/index.html 戦国陸上部出張版(要mixiアカウント) http //p.mixi.jp/basarax 初心者向け布教用リンク集 http //togetter.com/li/491699 ゲーセンいこうよ! http //sou-opinion.sakura.ne.jp/ggxxsns/login 関連商品 最新情報 BASARAX%20OR%20%E6%88%A6%E5%9B%BD%E9%99%B8%E4%B8%8A%20OR%20%22BASARA%20X%22%20OR%20%E3%83%90%E3%82%B5%E3%83%A9X%20OR%20%22BASARA%20%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%22%20OR%20%22%E3%83%90%E3%82%B5%E3%83%A9%20%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%22%20AND%20-x_BASARA_x%20AND%20-KS_BASARAX%20AND%20-bot に関するツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http /.test(d.location)? http https ;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+ //platform.twitter.com/widgets.js ;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, script , twitter-wjs ); てすと -- (管理人) 2013-06-27 18 24 30 トップページをアットウィキモードに変更しました。ご不便お掛け致しまして申し訳ございませんでした。 -- (管理人) 2013-06-27 18 29 43 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「兵など所詮、捨て駒よ!」 へうげもの 戸次川の戦い 弁慶 「兵など所詮、捨て駒よ!」 B元就の台詞。 ファンの間では、知将である彼の冷酷な知性を象徴する名言として知られている。 しかしながら、その捨て駒たる兵士は、彼の領民でもあるわけである。 自身が庇護すべき兵(領民)を使い捨てのもの扱いした時点で、その統治者は基本的に為政者失格である。 そのため、この台詞を吐いた時点で、彼は掛け値なしの暴君に堕落していると言えよう。 少なくとも、「百万一心」を説き、「三本の矢」の説話においても、 人の和の重要性を説いた史実の毛利元就像からは程遠い台詞である。 寧ろ、この台詞は肝心要の場面で背後から撃たれ、その悪行のツケを支払うことになる三流の悪党にこそ相応しい。 その意味では、確かに痴将である彼を象徴するに相応しい迷言ではある。 補足 現実には、知将・名将としての評価が確立している武将に、兵を捨て駒扱いする逸話はほぼないと言っていい。 例として、兵を自分の赤子として扱うよう自身の兵法書で説いた孫子や、 自ら兵士の手当てに携わることで、兵から盤石の信頼を得た呉子の逸話が余りにも有名である。 それこそ、戦国時代においても武田信玄や鍋島直茂の様に、人の重要性を説いた人物には事欠かない。 作中における「最大級の知性」の内容がこの程度では、制作陣の知的水準も窺い知れよう。 「バカゲー」とは、作品の演出やシナリオが馬鹿であることであって、製作陣が馬鹿であることではない。 へうげもの 山田芳裕氏による、戦国時代の数寄人・古田織部を主人公とした漫画作品。 本作に登場する伊達政宗役の声優がBと同じ中井和哉氏であったため、B厨に言いがかりをつけられた。 戸次川の戦い 難読地名だが、「へつぎがわ」と読む。 豊臣秀吉の九州征伐の際に勃発した、豊臣氏・大友氏と島津氏との間の戦い。 しかし、島津側の名将・島津家久の名采配と豊臣側の軍監・仙石秀久の失態により、 長曾我部信親・十河存保・戸次統常ら豊臣・大友方の重鎮は悉く討死。 仙石秀久自身も逃走してしまい、豊臣氏・大友氏側は島津氏に歴史的大敗を喫する。 さて、B3では同名の戦場が登場し、大友宗麟や島津義弘は一応出てくるものの、 何故か両者が共闘する上、肝心の仙石秀久や長曾我部信親が登場しないなど、一切無関係の内容と化している。 しかも、川ではなくなぜかザビー城風のデザインになっている。 弁慶 平安時代の豪傑・僧兵。一般には「武蔵坊弁慶」とも呼ばれる。 五条大橋で武器狩りをしていたところを牛若丸(後の源義経)に退治され、以後は彼の腹心となる。 源平合戦でも主の義経に従って武功を上げたが、義経が兄の頼朝に危険視されるようになると、 彼と共に奥州へと落ち延びていく。 後、衣川の戦いで義経を守って「立ち往生」を遂げたと言われている。 具体的な史料に欠けるため半ば伝説上の存在であるが、我が国における豪傑の代名詞的存在である。 パクリ元である『無双OROCHI Z』では様々なギミックを搭載した大型の籠手を操る大男として登場しているが、 これに対して「ホンダムのパクリ」「本願寺のパクリ」と難癖をつけるB厨が現れた。 勿論、これは「弁慶の七つ道具」を下敷きとしたものであり、前者は主の無双義経が籠手を得物としていることと、 主従で合わせたが故にこの様な形となっているわけである。 後者は本願寺も弁慶も僧兵であり、頭巾を被っていることからB厨はパクリと難癖をつけたようだ(*1)。 加えて、無双弁慶は当然ながらメカではなく歴とした人間であり、如何にB厨が表層的な物の見方しかしない、 反射的な対応しか出来ない輩かがよく分かる話である。
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「ねぇ旦那……」 戦場で姫と呼ぶなと命じられて以来、佐助は幸村を名前で呼んでいない。 結ばれても、幸せでも、超えてはいけないものくらいわきまえている。 「俺さ、あんたが突っ込んでも、笑ってられる程……のん気じゃないんだよね」 胸に手をやって揉んだ。痛い、と幸村が泣く。 「痛いってことは、生きてるってことだよ。生きててよかったね。そう思わない?」 汗と精と愛液でどろどろになった陰部を擦るように膝を入れる。 幸村が身をよじる。踵で佐助の脚を押しのけようとする。 「佐助……、もう、謝ったではないか……っ!」 だから、もう許せと。縄を外せと、幸村は命じる。 かちんときた。 もう許してあげない。 どんなに心配しても、どんなに命を助けても、幸村は懲りない。 狂おしい程の忠義も敬愛も、伊達政宗を目の前にした幸村にとって、 塵あくたも同じこと。 「……そう。そっか」 佐助は笑った。含まれる狂気に、幸村は怯える。 右手で幸村を抑えたまま、左手で脱ぎ捨てた着物を探る。着物の内側に仕込んだくないを 取り出す。 「さ、佐助。俺は、傷つけられて喜ぶような、癖は、ないぞ」 「そういうの、俺も好きじゃないしぃ。首絞めたりとか、焼いた火箸押し付けたりするのも、 あんまり好きじゃないんだけどさ」 佐助は無造作に幸村の脚の間にくないを置いた。突き立てても面白そうだけれど、 褥の後始末が面倒だ。 「ひっ」 幸村は脚を動かすのをやめた。佐助は幸村の脚を持ち、満足そうに笑う。 「こういう使い方は、結構好きかな」 にっこり笑うと、しなやかに肉の張った脚を撫でた。抵抗しようにも脚を動かせず、 ゆらゆらと佐助を誘うような動きしかできない。 大きく動かしたり閉じようとすれば、くないで怪我をすることになる。 佐助のくないには毒が塗られていると何度も聞かされている幸村は、これでもう 脚を閉じることができない。 脚を曲げさせ、広げさせる。何度も佐助をくわえて赤く熟れたような色をした 幸村の陰部を撫でた。 「………んぅ……っ!」 「すごい、真っ赤だよ、旦那」 わざと耳元で囁くと、日に焼けた肌が内側から赤く染まる。 ふいと顔を背ける仕草が気に食わない。 嫌がるように体をひねる体を抑え付け、男根をねじ込む。 「んぅうう!」 ものすごい声だ。女の喘ぎ声じゃない。 いや、喘いでいないのか。痛みに呻いているのか。 「痛いの?」 優しく頭を撫でると、幸村の顔がわずかに溶ける。 素直な性分だ。羨ましいけど妬ましい。 自分が動きやすいように腰を抱え、ゆっくりと動く。 「ん……ぁぁ………」 幸村は顔を左右に振り、脚を佐助の腰に絡めてきた。 何度も絶頂を極め、敏感すぎるぐらい敏感になった体。今では、幸村から佐助を求めてくることもある。 手を握っただけで破廉恥と顔を赤くして逃げ出すような状態から、よくがんばったと思う。 自分で自分を褒めてあげたい。 遊女みたいに色々してもらったりしたいけれど、そこまで仕込もうと思ったら、あと何年かかるだろう。 「ああ、いいなぁそれ」 昼は高潔な武将。夜は妖艶な遊女。 理想的じゃないか。 槍を手に先陣を切る姿も、閨で乱れる姿も、どちらも楽しめるのだ。 「ねぇ、旦那はどう思う?」 「な、にが……」 だらしなく開いた唇。赤い、綺麗な色をしている。 唇の隙間から覗く歯と舌がちらちら動く。 この口にくわえさせたら、きっと気持ちいいだろう。 閨の中のことすら自制が利いてしまう体だが、きっと我慢できなくなる。 そんな思いを一度味わったから、次を求めてしまう。 そんな風に思わないよう叩き込まれたが、好きな相手と幸せに結ばれた今なら、 いいんじゃないかと思えてくる。 こうやって、嫉妬に狂って、相手を攻めているときだけ。 佐助は人に戻れた。 madness jealousy3
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脚本:渡邊大輔/絵コンテ:高林久弥/演出:高林久弥/総作画監督:徳田夢之介 小林利充 長曾我部元親は、四国襲撃の真実を知る為、前田慶次は家康の謀反の真意を知る為、それぞれの想いを胸に駿府城へと赴いた。 一方、幸村には、駿府城に囚われている、お市奪還の命が下る。 共に駿府に向かう天海の傍らには、くの一だという謎の忍の姿があった。 また、政宗は、敵情視察のため、小十郎と共に大坂を目指す。 明らかになる真実……両軍の思惑と陰謀が交錯する。 (アニメ公式サイトより引用) +←箇条書き先頭のこの部分をクリックすると詳細が表示されます。 もう一度クリックで閉じます。 ※このページでは検証目的で「戦国BASARA Judge End」(テレコム・アニメーションフィルム制作)の映像を一部引用しています。 サムネ表示なので、クリックすると大きめの画像へ飛びます。 ・以下アニメの疑問点を紹介 + 駿府城で物見をしている伊達政宗と徳川兵の迂闊さ 駿府城で物見をしている伊達政宗と徳川兵の迂闊さ 物見櫓の上、又は城壁の上で雑兵の様に物見をする政宗、そして前田と長曾我部が駿府城へと 訪れた事を斥候の如く政宗へ報告している小十郎。 一国の主であり大将である政宗と、その副将である小十郎、原作のキャラクター性以前の 問題としてそのような行動を取る立場では無いはずである。 また、二人の傍を徳川兵が歩いているが、誰一人として気付いている節は無く、下記項目の 葵の旗を売り払った兵二人に至っては政宗、小十郎の耳に届く距離で件の事を話す始末である。 伊達主従が駿府城に居る事が兵の中で周知されていたとしても、考えられない演出であると言える。 + インスタントな誤解解消と謎のカットイン インスタントな誤解解消と謎のカットイン 旗が立っていたというのみで家康を部下惨殺の主犯だと思い込んだと同様に 駿府城へと赴き家康に「何の話をしている」と言葉を返されたのみで主犯ではないと 誤解を解消するというインスタントな展開となっている。 そしてこのやりとりの最中、家康の目元アップから何故か三成の目元アップという謎のカットインがされる。 このカットは第三話において元親が三成へ対し「真っ直ぐな目」と評している際のカットと同一だと思われるが 家康の目を見て三成の「真っ直ぐな目」と同じだと判断しての誤解解消とも取れる。 が、余りにも不自然な演出と言わざるをえない。 →→ + 旗を売り払う徳川兵と毛利元就 旗を売り払う徳川兵と毛利元就 原作では徳川の兵といえば三河武士として結束の固さや忠誠心の高さを現す演出がされてきたが 影も形もなくなっている。 7話において「ただ金になるって言われて旗を売っただけで」といった台詞から分かるように 葵の旗は大切なものでは無いという概念を持っているらしい。 自身の家紋なら兎も角も、大将の家紋を売り払う等普通ならば考えられない。 又、このシーンの前段階で元親が駿府城へ訪ねてきた事が知れた時も「どうする、ずらかるか」と 忠誠心が微塵も感じられない台詞を発している。 更にこの時旗を売った相手が毛利元就だと兵に知られている。元就のキャラクター性を考えると わざわざ徳川兵から旗を買い、あまつさえ自身が購入したと知られるようなヘマをするとは考えられない。 万が一これが更なる偽装ではなく本当に元就の仕業だった場合、元就のキャラクターは壊れるといっても過言ではない。 そして旗が有ったから家康が主犯だと信じたように、足軽兵の証言を微塵も疑わずに元就が真の主犯であると信じる元親。 ※第三話にて刑部と元就との密談演出が有るが、元就が四国壊滅に関わっているか否かの決定的な発言は無い。 + 崩れ落ちて号泣する元親と斬れという家康 崩れ落ちて号泣する元親と斬れという家康 旗の出処を知り、叫んで泣き崩れた後に両手で地面をドンドン!と何度も殴る元親。 だが野郎共との繋がりや、殺された事に対しての心内描写が薄かった為に空々しく感じる部分も有る。 そもそもこうして叫んで泣き崩れて地面をドンドン殴るようなキャラだったか甚だ疑問である。 そしてこの時、家康から徳川兵の不始末であり自身の責任だという旨を言われ、元親自身頭にきてるのは 「毛利でもましてや家康、てめえでも無え」とは言っているものの、散々疑って駿府城まで乗り込んできた事の 詫びの言葉は一切無い。 そして家康の元親へ対し己を斬れという台詞は、原作では三成の台詞である。 (原作において三成が己を斬れというのは、四国壊滅の件において元親から真相を聞かされた事による台詞である) 家康は原作において自身の夢=絆で世を治める、そうした際に起こる現実=戦(他者の絆を奪っている)という 矛盾を家康自身十分承知しており、言い訳をせずに自身の進むべき道を進んでいるというキャラクターだったはずである。 夢を現実にする為、自身を信じてくれた者達の為に死ぬ事は出来ないと強く思っている家康のキャラクター性から 兵の責任は自分の責任といっそ軽々しく己を斬れと言うのには非常に違和感が有る。 潔さを演出する為という見方も出来るが、余りにも状況的に違いすぎるシーンの別キャラ台詞から引っ張ってきている為に 全く説得力が無く違和感しか残らないやりとりとなっている。 何より三河武士の影も形も無い葵の旗を金目当てで売って逃げ出そうとする兵、という前提が有るために余計違和感を感じる。 元親の言い分に言い訳や弁明をせずに戦うルートも有るが、ただ斬れといったルートでは決して無い。 + 忍び込む事を前提とする真田幸村 忍び込む事を前提とする真田幸村 刑部よりお市奪還の話が持ちかけられた際、元来幸村の性格上「徳川が拉致している」と聞いた時点で少なからず怒りを見せそうだが 驚くものの至って冷静に忍び込むという選択肢を取っているのには違和感が有る。 + 唐突に始まる前田慶次の友情論 唐突に始まる前田慶次の友情論 前回まで慶次と秀吉に関して過去何が有ったかのか、どういう関係だったのかという説明は無い。 にも関わらず原作の1シーンを捩じ込まれた事で、未プレイ視聴者には意味不明だろう展開となっている。 その際「友垣でなくなったあの日」と慶次は発言しているが、原作において秀吉とは違う強さを見つけたい旨、時折秀吉の名前を出す、 秀吉を討った家康に対して憤る、等、道を違えても秀吉の存在は大きいようで、慶次の中では完全に友情が終わっているような発言は無い。 + 「まつねえちゃん」呼びとなる雑賀孫市 「まつねえちゃん」呼びとなる雑賀孫市 登場時、慶次との会話では「まつ殿」と孫市は発しているが、7話では原作準拠の「まつねえちゃん」となっている。 しかし既に「まつ殿」と呼んでいた事から、非常に違和感が有る呼び方となってしまっている。 「まつ殿」発言回の脚本は高橋ナツコであり、7話「まつねえちゃん」の脚本は渡邊大輔と、脚本家が異なるのが原因だと思われる。 本来原作では「まつねえちゃん」である。 + 警備がザル状態の駿府城 警備がザル状態の駿府城 先に元親、慶次は訪ねてきたという形だが、冒頭慶次と元親のみの描写で引き画にも二人のみの姿。だが孫市、鶴姫も既に城へ入っており 天海、幸村、佐助、かすがに簡単に城へ入られ、あまつさえ織田軍にも城内へと侵入されている。 + 何故か馬に乗っているかすが 何故か馬に乗っているかすが お市奪還後にお市を乗せる馬を余分に一頭連れているという見方も出来るが、かすがが騎乗する意味が有るのかは不明。 + 謎のくノ一(まつ) 謎のくノ一(まつ) あらすじでは謎のくノ一と表記されていたが、一見してまつだと分かる様相となっている。 原作ではシリーズ毎に前作までの流れを汲みつつもリセットという形が取られている為、3準拠の今作で幸村がまつと 初対面であると考えれば謎のくノ一の正体を見抜けない事に納得は出来るが、忍である佐助やかすがまでもがまつの 存在を知らない、見抜けないのは如何なものか。 + 理性的な石田三成 理性的な石田三成 元親が三成へ真偽を問い西軍から抜ける旨を伝えた後「裏切りは、許さないっ!」と元親へ刀を向けるが、元親から 「それともあんたが大切なもんを返してくれんのか」と言われた直後納刀して理性的になっている。 過去回での家康への対応やこの件に関しても、三成の秀吉への妄信的な思いが薄れ、三成のキャラクター性が崩れている。 このシーンの元であろう原作場面においても戦闘後冷静ではあるが、三成のキャラクター性を際立たせる演出がされている。 が、それらのシーンはカットされている為、ただただ理性的な三成、といった違和感の有る描写になってしまっている。 + 目の前で兵が殺されても無反応な真田幸村 目の前で兵が殺されても無反応な真田幸村 天海によりお市の居場所を聞き出した後に兵を殺されているが、それを見ても無反応な幸村。 情報を聞き出した兵を殺して騒ぎを起こさせないようにする、というのは常套手段では有るが、幸村のキャラクター性から その行為について何ら反応が無いのは有り得ない事なのではないだろうか。 + 潜入作戦にあるまじき行為の主に無反応な佐助 潜入作戦にあるまじき行為の主に無反応な佐助 駿府城に潜入中、地下にて風魔が布の端をちらつかせて真田主従を奥へと誘い込むシーンがあるが この時唐突に大声を上げて追いかけ始めた幸村に佐助は何の迷いもなくついていく。 佐助は忍隊の長であり本来ならこうした幸村の不用心な行動をいさめる冷静さを持っているはずである。 + お気楽娘になった鶴姫 お気楽娘になった鶴姫 上階から爆破音、銃声が聞こている筈だが、宵闇の羽の人を探して他国の城内を歩きまわる鶴姫。 + 牢から出てくる天海とまつ 牢から出てくる天海とまつ まず幸村と佐助が城内へと潜入し、その際には天海とまつは居ない状態である。だが風魔の陽動により 徳川軍に挟み込まれ退路を無くし、二人は壁と牢に左右を阻まれ逃げ場を無くす。その後徳川軍と幸村佐助の 中間の牢側から天海とまつは現れているのだが、左右は壁と牢で道は徳川軍に阻まれている為、どこから 通って出て来たのか謎の演出となっている。 しかし別シーンに切り替わると何故か天海とまつの横に通路が出来ていたり、又別のシーンになれば 横は牢になっていたりと妙な演出としか言えない状態になっている。 + 消失したまつ 消失したまつ 天海の目論見が露見した後に橋桁を慶次は切断するが、その橋桁が落ちる直前に慶次がまつを抱える描写がされる。 が、元居た橋桁の下に降りて外へと向かう際には、まつは消失している。 慶次の影で見えないとも取れるが、慶次は両手を振って走っている為、誰も抱えていない状態となりまつは消失という事に。 + 斥候が存在しない各軍 斥候が存在しない各軍 まず斥候を向かわせる事をせずに自身が乗り込んでいる、又は乗り込もうとしている武将達。 従者を付けずに歩き回る演出といい、各武将達の平和ボケとも思える行動は一国の主、軍の大将としての自覚が欠ける演出と なってしまっている。結果、原作とのキャラクター性の乖離は深まるばかりである。 + 「約束の地」 「約束の地」 秀吉の墓前にて三成へ会いに来たという家康が去り際に発した言葉である。 「約束の地」=「関ヶ原」と読み取れるが、アニメ内において過去にて「約束の地」を匂わすような演出や説明は一切無い。 (八話にて過去家康と三成が共闘した際に二人で戦おうという旨の約束をした場所、というのが明かされた) 何より戦を止める様説得しに来たと思われる家康だが、そもそもにして既に家康は全国行脚で同盟の誘いをしてきた後であり 「話を聞いてくれ」と言った後、その話をする前に帰還してしまっている為に家康が何をしに来たのか、何故突然戦を止めようと 言い出したのかが理解し辛く、上記の「約束の地」発言と合わさり謎が深まるばかりとなってしまっている。 ※3踏襲のストーリーであると当初小林Pは語っていたが、この“約束の地”に関しては4の関ヶ原ステージ開始前に 東軍ステージ家康 「この約束の地で、ワシとお前が今向き合った」 西軍ステージ三成 「この約束の地で、醜く切り刻んでやるッ!」 という二人の台詞が有るように、3では無く4においての“約束の地”を引っ張ってきた可能性が有る 上へ 一つ前のページにもどる